あなたは、お菓子作りに関心がありますか?あるいは日常的にお菓子を焼いたりなさっていますか?
焼き物、というと、すぐ思いつくのは、クッキーやケーキですが、海外、特にアメリカで定番な焼き物は、「マフィン」と「カップケーキ」です。
あなたは、「マフィン」と「カップケーキ」はお好きですか?
例えばクリスマスやバレンタインデーに自分で作って誰かに贈るなら、「マフィン」と「カップケーキ」どちらを選びますか?
選ぶなら、「マフィン」と「カップケーキ」の違いを理解していないといけませんよね。
という事で、この記事では、「マフィン」と「カップケーキ」の違いについて、調べてまとめてみました。
マフィンとは?
まず、マフィンを、辞書で調べてみました。
①小麦粉に卵・牛乳・ベーキングパウダーなどを加え、カップ型に入れて焼いた菓子。②パンもしくは焼き菓子の種類。
とありました。
マフィンの語源は、16世紀から18世紀にかけて、欧米で使用されていた防寒具「マフ」から来ています。
焼き立てのパンを手に持って暖めたのですが、そのパンを「マフィン」と名付けたのが始まりだとか。
元々はパンだったのですね。
マフィンの中でポピュラーなのが、丸くて平たい、真ん中を開いて焼いて食べるイングリッシュマフィンではないかと思うのですが、確かにあれはパンですよね。
カップケーキについて
カップケーキを辞書で調べると、
①カップ形の型で焼いた洋菓子。②薄い紙やアルミ箔のカップに生地を流し込んで焼いた、一人分の大きさほどの小さなケーキ。
とあります。
つまり、カップ型で焼いた、あるいはカップ大の型に流し込んで焼いたケーキがカップケーキなのです。
マフィンとケーキの違いは?
マフィンとケーキは、外見も、使う材料も、とても似通っています。
区別がつかない、というご意見は、至極当然ではないでしょうか。
でも、マフィンとケーキ、それぞれの意味を調べた結果、両者の違いがはっきり分かりました。
材料も作り方も一部違うので、それをマフィンとカップケーキの違いとして挙げられる事もあります。
- マフィンは油を使うのに対して、カップケーキはバターを使う。
- カップケーキはアイシングなどでデコレーションする事があるが、マフィンにはそれがない。
- マフィンは素材を混ぜて焼くが、カップケーキはトッピングする。
- マフィンはどっしりした質感で、カップケーキはふわっとした質感。
など。
これも間違いではないのですが、バターを使って焼くマフィンもありますし、素材を混ぜて焼くカップケーキもあります。
ここはやはり、マフィンはパン、カップケーキはケーキ、という違いを挙げるのが、最も分かりやすく覚えやすいと思いますよ。
もう1つは、質感の違いですね。同じ焼き物でも、食事としても食べられるか、あくまでお菓子という扱いなのか、という違いではないでしょうか。
贈り物にするなら「マフィン」と「カップケーキ」どちらがいい?
最後に、クリスマスやバレンタインデーなどのイベントで、誰かのために作って贈るなら、マフィンとカップケーキどちらがいいか、です。
これは、相手を見て考えてみましょう。
甘いものが好きな人なら、甘いマフィンと甘いカップケーキ、どちらでも喜ばれます。
でも、甘いものがそれほど好きではなく、お腹にたまるものが嬉しい食べ盛りの男子相手なら、マフィンをお薦めします。
バナナやブルーベリーなど、甘みが比較的抑えめなフルーツを盛り込んだマフィンなら、そういう人にも喜んで食べてもらえますよ。
まとめ
「マフィン」と「カップケーキ」の違いについて、ご理解いただけたかと思いますが、ネットでそれぞれのレシピを調べてみると、両者の違いをあまり理解していない人が多いように思いました。
ですので、違いについてあまり堅苦しく考えず、シンプルに
「マフィンはパンでカップケーキはケーキ」
と言うことだけ覚えておいてくださいね。