スポンサーリンク

エタノールとアルコールの違いは?

あなたは、お酒を飲める年代ですか?

お酒を飲むようになると、アルコールって言葉に、前より敏感になりますよね。

それと同じく、エタノールという言葉も聞くようになって、エタノールとアルコールってどう違うのか?

なんて疑問も、生まれてきた頃ではないでしょうか。

今回の記事では、そのエタノールとアルコールの違いについて、色々調べた結果を解説していきますので、よろしければお付き合いください。

スポンサーリンク

エタノールとは?

エタノールは、エチルアルコールの別称です。

辞書で調べてみました。

糖類のアルコール発酵によって生成する無色で芳香性のある液体。揮発性が強く燃えやすい。酒類の主成分。日本酒で15~16パーセント、ぶどう酒で7~14パーセント、ビールで3~4パーセント、ウイスキーなどの蒸留酒で35~55パーセント含まれる。また、不凍剤・医薬品などに使用。分子式C2H6O 示性式CH3CH2OH アルコール。酒精。

とあります。

日本語では酒精とも呼ぶのですね。

アルコールとは?

アルコールも、同じく辞書で調べてみました。

1 、炭化水素の水素原子を水酸基で置換した形の化合物の総称。エステル・油脂や蝋 (ろう) として自然界に多く存在し、また糖の発酵によって生じ、合成もされる。メチルアルコール・エチルアルコールなど。特に、エチルアルコールをさす。

2、アルコール飲料。酒類。

アルコールの分類の1つがエタノールだったのですね。

アルコールには他にも、上にあるメチルアルコール(メタノール)・グリセリン・イソプロピルアルコール・エチレングリコールなどがあります。

エタノールとアルコールの違いとは?

辞書で調べてみた結果、エタノールというのはアルコールの一種である事がわかりました。

一般にアルコール飲料とされているものに含まれているのは、エタノールです。

つまりエタノールは基本飲食可能なアルコールなのですが、メチルアルコールのように、一定の量を飲むと死んでしまうし、少量飲んでも身体に害のあるという、とても毒素の強いアルコールもあります。

なので、エタノールはアルコールですが、アルコールはエタノールとは限らない、つまり同一視する事は危険なのです。

エタノールとアルコールの注意点

飲用のアルコールであるエタノールでも、消毒用や工場での作業用などに使う用途で精製されたものは、飲用できません。

手や指の消毒用に精製されたエタノールは、少量なら口にしても問題ありませんが、飲用としてゴクゴク飲むと、気管支や胃腸を壊す結果となるので、飲用しないようにしましょう。

また、消毒用エタノールを買う時、種類によって値段がずいぶん違って、驚かれる事があるかも知れません。

それは、その消毒用エタノールに、酒税がかかっているかかかっていないかによります。

そのエタノールが飲用も可能である場合は酒税がかかるのです。

エタノールには、発酵エタノールと合成エタノールがあります。

発酵エタノールは、でんぷん質と糖質で作られているため、飲用が可能です。

合成エタノールは、石油からとれるエチレンが原料です。こちらは飲用できません。

お酒が飲めるようになると、つい色々なアルコールを試してみたくなるのは分かります。

ですが、前の項に書いた、完全な毒物であるメチルアルコールは勿論、飲用可能とされているエタノールでも、飲んで良いものと悪いものがあります。

というか、基本的に、飲用として提供されているエタノール以外は飲まないようにしてください。

化学の実験の授業などでエタノールを発見しても、決して飲んではいけませんよ。

まとめ

エタノールとアルコールについて、その違いについて、解説しましたが、違いと注意点についてはご理解いただけたでしょうか。

特に、飲用とされているエタノールとアルコール以外のアルコールは口にしない、という事だけは、お酒を飲める年齢になっても、絶対に守るよう心がけて下さいね。

 

 

タイトルとURLをコピーしました