「はたまた」の意味とは?
「はたまた」は、接続詞のひとつです。漢字で書くと「将又」と書きます。
「それとも」「あるいは」「なおまた」といった意味があります。
あまり日常生活では使われませんが、小説や舞台などの台詞ではよく使われる表現のひとつです。
「はたまた」の使い方や例文
「はたまた」の使い方は「もしくは、あるいは」と「なお又」は似ています。
「もしくは、あるいは」は、前述の内容とは別の選択肢を提示するための接続詞です。
例えば、「Aの方法か、もしくはBの方法か」「Aのルートか、あるいはBのルートか」のように用います。
「なお又」は、前述の内容に後述の内容を付け加える際に使用されます。
例えば、「Aであり、なお又Bでもある」というように、「その上さらに」という意味合いで用いられます。
「はたまた」は、このどちらの用法も許されています。
「はたまた」の例文:
彼は天使か、はたまた悪魔か。
給料の良いA社を選ぶか、はたまた福利厚生が充実しているB社を選ぶべきか?
会社を休むべきか、はたまた無理をしてでも行くべきか悩んだ。
悲しくもあり、はたまた可笑しくもある。
伊達や酔狂や、はたまた同情心などという軽薄な感情からしたことではない。
「はたまた」の類語
「はたまた」の類語や言い換え:
- もしくは、または
- その上さらに
- ひるがえって
などがあります。