くだりの意味とは
「くだり」は以下のようにいくつか意味があります。
1,「下り」(くだり):
- 上から下へ移動すること
- 高い所から低い所へ流れ
- ある時刻の終わりごろ
- 都から地方へ行くこと
- 北から南へ行くこと
2,「行」(くだり):
漢字が「行」である場合は、「行(ぎょう)」の意味と同じで、「三行半(みくだりはん)」という言葉の一部として用いられます。
「三行半」とは、江戸時代に夫から妻へ渡された離縁状を俗称で呼んだものです。そこから派生し、現在では付き合っている恋人同士がお互いの関係を解消する際に用いられます。
3,「件」(くだり):
文章の記述の一部分や(前に述べた)事項を意味します。お笑いなどで「~するくだり」という場合の漢字は、この「件」が該当します。
くだりの使い方や例文
漢字が「下り」の例文:
急な下りが続く。
下り急勾配あり、道路工事中、横風注意
漢字が「行」で「三行半(みくだりはん)」の例文:
彼が浮気してることが発覚して、思わず三行半をつきつけたわ。
夫が家事や育児に協力してくれない。三行半をつきつけるしかない。
漢字が「件」の場合の例文:
冒頭のくだりがよく書けている。
主人公が過去を思い出すくだりは少し長すぎると感じた。
最後に母親が亡くなってしまうくだりでは涙が止まらなかった。
このコントでは、最後、相方がガチギレするくだりが本当に面白い。