「凍てつく」の意味
「凍てつく」の読み方は「いてつく」。こおりつくような状態を意味する言葉です。
「凍てつく」と「凍りつく」の違いは?
「凍りつく」は、凝固して付着する意味、また、固くしっかり凝固する意味です。
どちらも「物が低温のために凝固する」という意味があります。
「凍てつく」は、「凍りつく」に同意だが、凍りついた感じをいう比喩(ひゆ)的な使い方が多く、やや文学的な表現の中で使われることが多い。
「凍りつく」は「ジュース」のような具体的なものによく使われています。
例えば、雑巾ががちがちに凍りついた。雪が凍りついた道。
「凍てつく」は、「寒さ」など抽象的なものによく使われています。
例えば、凍てつく寒さ。凍てつくような寒気。
「凍てつく」の使い方や例文
「凍てつく」は、凍りついた感じをいう比喩的な使い方が多く、文学的な表現の中で使われることが多い。
使い方や例文:
- 凍てつく寒さの中、二人は寄り添って歩いた。
- 凍てつくような空気を暖めることができなかった。
- 星の凍てつくような冬の夜空。
- 僕は凍てつくような感覚に急に締め付けられた。