「青天井」という言葉は日常会話で使うことはなかなかないため、意味を知っているという方は少ないと思います。
「青天井」という言葉は、相場の世界でよく使われます。
今回は「青天井」について解説していきます。
青天井の読み方
青天井の読み方は「あおてんじょう」となります。
相場の世界でよく使われる言葉です。
青天井の意味とは
「青天井」の意味は、
2、(株価など、物の値段・数値が)むやみにどこまでも上がること。
という二つ意味を持つ言葉です。
青空が天井、つまり実際には天井がないというわけで、上限がないことを意味します。
転じて、モノの値段や株などの取引相場で使われる場合は、価格や相場が天井知らずにドンドンと長期間上がり続け上限がない状態を指します。
このような状態が続くと「バブル」という表現に変化します。
青天井の使い方・例文
1の「青空。野天」という意味の例文:
- 青天井が広がる
- 青天井の下で今後のことを語り合う。
2の「際限なく値上がりを続ける」という意味では株式用語として使うことが多いです。
例文:
- 予算は青天井になってしまう。
- 関東圏の人口は青天井の勢いで増加している。
- 訴訟費用は青天井となってしまった。
- 購入金額に比例して割引率が青天井に上がっていくということはあり得ません。
- パケット定額に加入しないと青天井だから、大変なことになるよ。
青天井の類語
「青天井」の類語は
1の「青空」という意味の類語:
- 大空:(広大な空)
- 天穹(てんきゅう)
- 蒼天(そうてん)
- 碧空(へきくう)
などがあります。
2の「物の値段や数値が無制限に上がること」という意味の類語:
「天井知らず」(てんじょうしらず):相場(株価)が予想外に続騰して、どこまで上がるのか予想がつかない状態のこと。
例文:ガソリンや石油の値上がりはとどまる所を知らない、天井知らずになってしまう。
青天井の英語表現
1の「青空」という意味の英語表現:
Blue skyです。
2の「株価などが上昇し続ける」という意味の英語は
skyrocket:(急上昇する)
The sky is the limit.(天井知らず、限界はない)
などあります。
例文:
The stock market has skyrocketed in recent months.
最近数ヶ月で株価は青天井だ。
まとめ
青天井について解説しました、
「青空が天井、つまり天井がない、上限がないこと」を覚えておきましょう。
今回は以上です。ご参考になれば幸いです。