日常生活で自分の意図していた事とは、なにか違う展開になってしまうことってよくありますよね。
そんなとき、「~の羽目になる」という言葉をよく耳にしませんか?
今回は、1度は耳にしたことがある「羽目になる」という言葉について、その意味や使い方についてご紹介していきたいと思います。
「羽目になる」の読み方
羽目になるの読みかたは「はめになる」
「羽目になる」の意味とは
「羽目になる」とは、予定していなかったことが起こってしまう、やむを得ない理由で不本意な状況に陥る、やり過ぎたり制御不能な状態になる、という意味を表します。また、そのような状況に陥ってしまったことを後悔するときにも使用されます。
例えば、「パーティーで一杯飲み過ぎて、ついには酔っ払って帰り道で道に迷ってしまった。完全に羽目になった」というように、思わぬ事態に陥ってしまった状況を表現することができます。
また、「本当は週末は家でゆっくりしたかったのに、友達から誘われて断れずに遊びに行ってしまった。今度からは断る勇気を持とうと思ったが、あの時は羽目になってしまった」というように、後悔の気持ちを表現することもできます。
「羽目になる」は、やり過ぎたり思わぬ事態に陥ってしまうときに使用される表現であり、ネガティブなニュアンスが含まれます。
「羽目になる」の使い方・例文
「羽目になる」の使い方について例文をいくつか挙げてみます。
- 「飲み会でついつい飲み過ぎて、最後は帰れなくなってしまった。完全に羽目になった。」
- 「計画通りに進めるつもりだったのに、思わぬトラブルが発生して、予定よりも時間がかかってしまった。羽目になってしまった。」
- 「友達の誘いを断れずに、結局遊びに行ってしまった。明日の予定もキャンセルしなければならなくなってしまった。あの時は羽目になってしまったなあ。」
- 「本来ならば少しずつ進めるべきだった作業を、急いで全部終わらせようとして、最後は大変なことになってしまった。完全に羽目になってしまった。」
- 「いい加減にしてくれ、こうやっていつも羽目になるんだよ!」と友人に注意される場面など、注意喚起として使われることもあります。
これらの例文からも、予定外のことが起こってしまって後悔する、やり過ぎたり制御不能な状態になる、という意味がよくわかるかと思います。
「羽目になる」の英語表現
「羽目になる」の英語表現:
end up : 結局~する羽目になった
例文:
I ended up living with my little sister. 結局妹と住む羽目になった。
If you keep doing that, you’ll end up in prison. そんなこと続けてたら、結局は刑務所行きよ!
「羽目になる」の中国語表現
「羽目になる」の中国語表現は「落得…、害得…、陷入了」。