「肝に銘じる」の意味とは?
「肝に銘じる」の読み方は「きもにめいじる」となります。
「肝に銘じる」の意味は心に強く刻みこんで忘れないようにする。
「肝」とは、私たちの体にある「肝臓」のことを指します。「銘じる」の「銘」は、元々は碑や板などに刻み込まれた文章自体を指していましたが、「刻み込む」「記す」「心に刻み込んで忘れない」の意味も持つ言葉です。
つまり「肝に銘じる」という言葉は、「大切なところに刻み込んで忘れないようにする」という意味する慣用句です。
「肝に銘じる」の使い方や例文
「肝に銘じる」は、自分自身でも、相手に対しても使う言葉。
例文:
- ご忠告を肝に銘じて忘れません。
- この失敗を肝に銘じて今後に活かしていく。
- 肝に銘じてミスをなくす様に精進します。
- 今日のお話を肝に銘じて、今後より一層頑張ります。
- このことを肝に銘じて、恩返しができるよう努力せねばと思う。
- お客様の指摘は肝に銘じ、二度と不快な思いをお客様に与えないよう対応の見直しが必要です。
「肝に銘じる」の類語
肝に銘じるの類語:
- 心がける
- 心に刻む
- 胸に刻む
- 銘記する
- 銘肝する
- 深く心に刻み込む
などがあります。