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「百も承知」の意味とは?語源、使い方や例文!

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「百も承知」の意味は?

「百も承知」の読み方は「ひゃくもしょうち」となります。

「百も承知」の意味は言われるまでもなく、十分わかっていること。「百も承知二百も合点

百という数字は知識が豊富であることを「一から百まで知っている」と言うように、日本語において完全な状態を「百」と表現することが多いです。

その百を使って、知っているという意味である「承知」をより強めたのが、この「百も承知」は「言うまでもなく知っていること」を意味します。

百も承知の後に「二百も合点」という言葉が続くこともあります。「二百も合点」をつけることによって、よりその意味を強めてくれます。

「百も承知」の語源

語源は定かではありませんが、少なくとも江戸時代ごろには一般的に使われていた慣用句だと思われます。

「百も承知二百も合点」とも表現します。この「二百も合点」というのも特に語源はなく、語呂がいいからつけられたもので「百も承知」を強調する意味合いがあります。

「百も承知」の使い方や例文

「百も承知」の使い方・例文:

  • 上手くいかないことは百も承知だが、やらざるを得ないんだ。
  • 君が絵を描けないことなんて百も承知だよ。
  • このままの学力では志望校に合格できないことなんて君に言われなくても百も承知だよ。
  • エベレストの山頂を目指すことの危険性は、百も承知である。
  • タバコが体に悪いなんて百も承知だといいながら、タバコをやめないのが不思議だ。
  • 食べ過ぎはよくないと百も承知だが、このお菓子は食べ始めると止まらないんだ。
  • 宿題はやるべきだと、百も承知だが、やらないまま、疲れて眠ってしまうんだ。