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氏名と名前の違いって何?どう使い分ける?

あなたは社会人ですか?

新社会人になると、学生の時代よりも、外で書類を書く機会が増えてきますよね。

特に、

「用紙にご氏名ご住所のご記入をお願いします」

あるいは

「用紙にお名前とご住所のご記入をお願いします」

といった感じの要請から始まる事が多いかと思います。

こんな時、

「ご氏名って言うのが正しいの?それともお名前?」

と悩んでしまった事、ありませんか?

氏名と名前、どう違うのでしょう。違いがあるなら、しっかりと使い分けるべきなのでしょうか。

という事で、今回の記事では、氏名と名前の違いと使い分けについて調べた結果をお伝えしていきます。

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氏名とは?

最初に、氏名からいってみましょう。

氏名をウィキペディアで調べると、

人名を構成する氏と名である。現在、一般に「姓」や「名字(苗字)」と呼ばれているものの法律上における表現が「氏」である[1][2](ただし、歴史的にはそれぞれ意味を異にしている)。

現行の戸籍法では戸籍には戸籍内の各人について氏名を記載することとされている(戸籍法第13条第1号)。

と記載されています。

辞書では、

氏(うじ)と名。みょうじとなまえ。姓名。

と記載されています。

英語だと

full name

ですね。

名前とは?

次に、名前にいってみましょう。

名前をウィキペディアで調べると、

物や人物に与えられた言葉のことで、対象を呼んだりする際に使われる。名称、あるいは単に名とも言う。名前をつけることを「名付ける」「命名(めいめい)する」という。名前として使われる言葉を名詞という。

多くの場合、名前とは人名である。また、人名のうち、家族を表す姓(名字)でない方、個人を識別する名を指すことも多い。ただし、名ではなく姓を指して「名前」と呼ぶこともある。

と記載されています。

辞書では、

①(ア)人の氏名。姓名。

(イ)姓に対しての、名。

②事物の名称。

(ア)一般の名称。

(イ)固有の名称。

と記載されています。

英語では、

name

ですね。

氏名と名前の違い

氏名と名前それぞれの項を見ると、氏名というのは苗字と名前をひっくるめたもの、名前というのは苗字と名前をひっくるめたものとは限らず、また人名に留まらず広い意味でも捉える事が出来る言葉、という事が分かりました。

ですので、名前の場合、誰かを呼ぶ場合なら、下の名前だけでも通ります。

氏名は、他に変換しようもなく、人名における、苗字と名前を表しています。

名前は、人名の場合、苗字だけ、あるいは名前だけ、あるいは氏名同様苗字と名前合わせたものを表しています。

それが、氏名と名前の違いです。

また、明治以前の、全ての日本人が苗字を持つ前の古い話になりますが、明治以前は、武士など高い身分にある人達には苗字がありましたが、低い身分にある人達には苗字がありませんでした。

そういう身分の低い人向けに「名前」という言葉が「氏名」と区別して使われていた、という事もあります。

氏名と名前の使い分け

そして、氏名と名前の使い分けですが、氏名と名前の意味と違いを考えてみましょう。

名前というのが比較的広い意味、悪く言えば曖昧であるのに対して、氏名は苗字と名前を合わせたものです。

ですので、書類上苗字と名前の両方の記載が必須である場合は、「氏名」としたほうが良いでしょう。

なかには、「お名前」と記載されている事もありますが、基本的には書類などに残す場合は、苗字と名前両方記載するのが普通です。

「お名前をご記入ください」

とある場合も、苗字と名前、つまり氏名を記入するようにしましょう。

かっちりした書式の書類では「氏名」、もう少しフランクな書類では「名前」という風に使い分けて間違いないと思います。

まとめ

氏名と名前の違いについての解説、ご理解いただけましたでしょうか。

基本的に、日本国内で、日本人で、苗字のない人は、今はいませんが、外国人で苗字のない国から来た人もいます。

そういった例外がある事も踏まえて、氏名と名前を使い分けるようにしていきましょう。

 

 

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その意味や違いって何?
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