苦労せずによいものを得る時、「棚から牡丹餅」と言われたことがありませんか?
今回は「棚から牡丹餅」の意味や由来、使い方、英語表現などまとめてみました。
「棚から牡丹餅」の読み方
「棚から牡丹餅」の読み方は「たなからぼたもち」
「棚から牡丹餅」の意味や由来
棚からぼたもちの意味は
1.思いがけない好運がやってくること
2.苦労せずに幸運をつかむこと
といった意味で使われています。
「棚ぼた」と略した言葉を使っている方もいます。
元々は、棚からぼたもちが落ちて棚の下に口を開けて寝ている人の口の中に入る様子を元にした言葉だそうです。
寝ているというのは何もしていない状態ですので、そんな状態でぼたもちが上手く口の中に入れば、幸運だと言えるでしょう。
昔、砂糖が貴重品でした、庶民が甘いものを口にできる機会は滅多にないです、そんな貴重品であるぼたもちが偶然口に入ることは、昔の人にとってとても幸運なことなのです。
「棚からぼたもち」の使い方と例文
「棚からぼたもち」を使うのは、思いがけずに幸運を手に入れた場合や、苦労せずに幸運がやってきたときです。
例文:
親戚のおじさんに偶然会ったら小遣いがもらえて、まさに棚からぼたもちだった。
無料の食事につられて、参加した合コンで彼女までゲットできたのは、棚からぼたもちだったよ。
棚からぼたもちなことに、テストの出題がたまたま得意な内容ばかりだったので、合格点をとることができた。
買って忘れていた宝くじが当たっていて、棚からぼたもちの臨時収入があった。
「棚からぼたもち」の英語表現
「棚からぼたもち」の英語表現は
receiving a windfall
a state of receiving a windfall:思いがけなく幸運が転がり込んでくること。